ESNE BELTZA (SP Japan Set)
今、ヨーロッパで最も注目されているバスクのREBEL MUSICバンド、ESNE BELTZA(エスネベルサ)。ESNE BELTZAのメンバーは元々FERMIN MUGURUZAのバックバンドを務めていた為、バンド結成時から新人としては異例の知名度と人気を誇っていた。バンド名のESNE BELTZAとはバスク語で「黒い牛乳」の意味を持つが、スラングで白人が作ったBLACK MUSICという意味が含まれているという。バンド名の通り、SOUL、SKA、REGGAE、CUMBIA、JAZZ、HIP-HOP、FUNK等のBLACK MUSICに、LATIN、PATXANKA、ROCK、DRUM ‘N’BASS等をブレンドさせた彼らの音は、本当のメスティソ(混血)ミュージックだと言えよう。また、彼らの曲はバスク語を中心にスペイン語、英語、カタルニア語、日本語等で歌われており、様々な言語にバスクの伝統楽器トリキティシャを重ねたサウンドは、新しいのにどこか懐かしくESNE BELTZAにしか表現できない最大の個性になっている。ちなみにバンドの中心メンバーであるトリキティシャ奏者のソラーノは、トリキティシャの世界大会で連続優勝を果たすほどの実力者であり、バスク音楽シーンの次世代を担う天才プレーヤーである。2009年に1stアルバム「Made in Euskal Herria」をリリース。同年初来日公演を行い、RADICAL MUSIC NETWORKとフジロックフェスティバルに出演。オレンジコート、カフェドパリ、木道亭と複数のステージでパフォーマンスを行い、大勢のファンにベストアクトに選ばれるほどの素晴らしいLIVEを披露した。翌年にはアルバム「Noa」と「esnesaltzailearena」を発表。「Noa」はESNE BELTZA名義で1stアルバムと同様のメスティソ(混血)系の楽曲が多いアルバムであったが、「esnesaltzailearena」はESNE BELTZAをよりアコースティックにした、バスクの伝統音楽を際立たせたスタイルのESNE ZOPAK名義で制作。ロックバンドが創作したとは思えないほど芸術的な作品で、日本を含む世界の音楽シーンに衝撃を与えた。このアルバムのプロモーションツアーで、2010年に4人編成のESNE ZOPAKで再来日した彼ら。トヨタロックフェスティバルとRADICAL MUSIC NETWORKに出演し、観客満場総立ちの歴史に残るLIVEパフォーマンスを披露した。またJAPONICUS主催のイベントFIGHT FOR RIGHTS名古屋公演では、ESNE ZOPAKの後にMANU CHAOがシークレットゲストで出演したサプライズもあり、あの場に立ち会えて良かったと今でもファンの語り草になっているという。この日本ツアーでインスピレーションを受けて制作した曲や、CARIBBEAN DANDYとTURTLE ISLANDと共にビデオクリップを制作した曲は、2012年に発表されたアルバム「Freedom 3 Kolpetan」で聴く事が出来る。過去にはLA PEGATINA、CARIBBEAN DANDY、BOIKOT、EKD、RUDE Hi-Fi、渡辺俊美、TURTLE ISLAND、浅草ジンタ、RUB-A-DUB MARKET等と共演。現在は最新作「GORA!」のワールドツアー真っ最中である彼ら。このアルバムを引っさげて、ファン待望の再来日公演も決定!世界を舞台に活躍し続けるESNE BELTZAの楽しさを是非生で体感してほしい。