2011年3月11日14時46分18秒、三陸沖を震源地とし、マグニチュード7.9、最大震度7とする東日本大震災が発生した。岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200キロメートルのおよそ10万km2という広範囲全てが震源域とされる日本周辺における観測史上最大の地震。 3月に予定されていたNatural High！のプレイベントは中止せざるを得なかった。 関係者や主要な出演者ともワークショップを行ない、本開催の是非に関して議論した。その答えは「開催」。なぜなら、Natural High！が持つ自然との共生の精神は今こそ強く伝えるべきだからだ。 当日は、メインステージで田中優氏の原発事故とこれからのエネルギーに関するプレゼンテーションが行われ出演者と来場者が一緒に考える時間や、エネルギーシフトパレードのブース、東日本大震災へのチャリティーブースなども設置された。そしてなにより自然とともに自然の中で生きるといる私たちであることを何よりも実感する場になったに違いない。
そんな私たちの気持ちを表した開催宣言文をフリーペーパーに大きく掲載した。
No Nukes!! No Nature, No Future！
僕たちの自然賛歌を、共に。
生きることの根本を、誰もが問いなおす時代がはじまりました。人間が生き物として生きる根っこは「自然」です。今、人はあらためて自然と深く出会い、人と人も深く交わる時です。
最高の自然にめぐまれた会場、山梨県道志村。豊穣な山々にだかれる水源の村だからこそ自然や生活文化に学ぶことが山ほどあります。
これから原子力発電に代わっていくものも、すべて自然からのソフトエネルギーです。
すばらしい自然と、美しい音楽と、たくさんの講座/ワークショップと、気持ちのよい仲間たち。共に、新しい時代に生きる知恵を学び、カラダを動かし、チカラを磨き、大きな“自然賛歌”を、響かせます。
あなたが暮らしたい未来を深く考え、新しい時代に生きる、最初の一歩を見つけてください。
いつでもどこでも、毎日がナチュラルハイでいられる時代が来るように。
出演者
加藤登紀子 / 元ちとせ / Dacambo / B&B / PORT OF NOTES / 関口和之BAND / 曽我部恵一 / 沼澤尚・辻コースケ / SPENCER / NOBOWA / 東田トモヒロ / DEEP COVER / PICIDAE / SALT / SPANOVA / takao suzuki / シェルパ斉藤 / 松谷冬太 / 田中優 / 長野修平 / 辻信一 / 梅津和時 / DJ KENSEI / moochy / SANDNORM / shhhhh / Zombo / ヴィーナス・カワムラ 他
