派手な音楽ではない。熱心な言葉もない。
ただ、日常の中にこぼれ落ちていく欠片が皆それぞれにあり、彼女はそれを拾い集め音楽にしている。彼女の描く歌詞は直接的な言葉ではないけれど、言い表せない日々の生活に映る風景や時に消化不良のままになってしまう感情を丁寧に角を削り音楽という形に変えて、こちらへ届けられ不思議な安心感をもつ。浮遊感ある優しいメロディーは、時に力強く心に入ってくる。今回のソロ活動から、全ての制作作業を自身で手掛けると決めた事で、益々彼女の生み出す世界観を色濃く深めて行くだろう。彼女の音楽はいつも前を向いている。
神奈川県横浜市出身。1984年生まれ。
2011年テリーヌとボンボンという名前で音楽活動を開始。
5月千秋さんプロデュース、松田聖子さんのカバーアルバムに参加、Sonyより発売。
8月初のミニアルバム「ボリュームを下げて」を自主作成しCMソングとして起用される。
J-WAVEなどラジオでオンエア。その後も自主レーベルを立ち上げフルアルバムを2枚リリース。精力的な活動を続け2016年12月、活動を休憩。
2017年1月より あべちえみ ソロの楽曲制作の為、初めてDAW(Digital Audio Workstation)に挑戦し制作開始。
4月、活動の名前を あべちえみ から「CHIEnoWA records」と改め、本格的な活動を開始。Eathday Tokyoで初ライブを飾る。エレキギターを爪弾きながら叩く一風変わった弾き語りスタイルは他にないオリジナルを生み出した。